解決事例

盗撮した少年が審判で不処分となり、学校にも知られることなく終了した事案

依頼のタイミング:
在宅事件
事件・罪名:
盗撮事件
被告人の属性:
10代
男性
高校生
弁護士法人ALGに依頼した結果
不処分

事案の概要

依頼者は、高校2年生の時、学校の帰りの際、自宅最寄り駅の駅構内のエレベーターで、被害者を盗撮した。

弁護士方針・弁護士対応

依頼者は、著名な高校に通っており、依頼者及び両親の何よりの希望としては、高校に発覚して、高校からの処分を受けることを避けたいということであった。そのため、裁判所等関係機関に対して、本件を学校に報告しないように要請した。

少年事件であることから、成人事件と異なり、被害者との示談結果が最終処分に与える影響は限定的であると思われことから、被害者との示談交渉も、依頼者及び両親の本件が高校に発覚することを避けたいという希望と抵触しない範囲でおこなった。

弁護内容やポイントなど

裁判所の調査官は、学校に本件のことを知らせないで欲しいという当職の要請を受け入れ、学校への調査を行わなかった。

また、被害者との示談交渉の際、被害者側は、依頼者の通う高校名等の依頼者側の個人情報の開示等を要請してきた。依頼者の高校等の情報を被害者側に開示してしまうと、被害者側から本件のことが高校に報告されてしまうおそれが生じるため、依頼者及び両親と協議の上、丁重に謝罪をしたうえで、被害者との示談交渉を打ち切った。

          

少年審判の際は、依頼者は、反省しており、両親の指導監督意思、指導監督体制も十分であり、不処分とすることを訴えた。

解決結果(判決・示談結果など)

審判の結果、依頼者は、不処分となった。また、事件発覚から審判が終了するまで、8か月以上かかったが、学校に知られることなく終了した。

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