痴漢行為を否認していた依頼者の勾留請求を防ぎ、最終処分も不起訴となった事案
- 依頼のタイミング:
- 逮捕時
- 事件・罪名:
- 東京都迷惑防止条例違反
- 被告人の属性:
- 30代
- 会社員
- 男性
- 弁護士法人ALGに依頼した結果
- 不起訴
事案の概要
依頼者は、深夜、路上ですれ違った被害者の胸を服の上から触ったという容疑で逮捕された。
弁護士方針・弁護士対応
依頼者は、被害者の胸を触った事実はないと容疑を否認した。依頼者は、有名企業社員であることから、勾留されることによる仕事のへの欠勤の支障が大きく、まずは身柄釈放されるこことを目指した。
弁護内容やポイントなど
検察官に対して、勾留請求せずに釈放することを申し入れたところ、依頼者は、勾留請求されずに釈放された。依頼者は、容疑を否認していたが、証拠上、起訴されるリスクもある事案であったことから、依頼者と協議の上、被害者と示談することになった。
示談書において、解決金として金銭を支払うこと、金銭の支払いと引き換えに被害者は本件について刑事処罰を求めないこと等の他に、依頼者は被疑事実を認めるわけではないが、円満な解決のために示談する旨を明記した。容疑を完全に否認したまま、被害者と示談するのは、比較的珍しいと思われる。
解決結果(判決・示談結果など)
検察官は、依頼者が容疑を否認していること、示談書の内容も謝罪や反省の要素のないものであったこと等に不満であったようだが、依頼者は不起訴となった。
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