交通事故に強い弁護士の選び方|5つのポイントや探し方など

交通事故に強い弁護士の選び方|5つのポイントや探し方など

交通事故の被害に遭われたとき、どのように対応すればよいか不安や疑問を感じて弁護士に相談したいと思っても、弁護士の選び方がわからずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

「弁護士なら誰に相談しても結果は同じ」というわけではないので、満足のいく結果を得るためには、ご自身に合った交通事故に強い弁護士を選ぶことが重要になります。

この記事では、後悔しない弁護士の選び方や、交通事故に強い弁護士の探し方を解説していきます。
弁護士への相談や依頼を検討されている方の参考になれば幸いです。

ドライブレコーダーから主張・立証し、過失割合 0:100で解決できた事例
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交通事故に強い弁護士を選ぶ5つのポイント

弁護士にはそれぞれ得意分野があるため、丁寧なサポートや満足のいく結果を得るためには、交通事故に強い弁護士を選ぶ必要があります。

交通事故に強い弁護士を選ぶときのポイントは次の5つです。

  1. 交通事故の解決実績が豊富か
  2. 医学的な知識があるか
  3. 弁護士費用は明確か
  4. 説明が丁寧でわかりやすい・相性は良いか
  5. 過去に懲戒処分を受けていないか

①交通事故の解決実績が豊富か

最初に注視すべきポイントは、交通事故の解決実績の豊富さです。

交通事故を扱っていても、専門性が高いとは限りません。

  • 交通事故に関する経験や知識の豊富さ
  • 保険会社との交渉経験
  • 後遺障害等級認定や裁判実務の知識

など、解決実績の内容を確認することも重要なポイントになります。

弁護士や弁護士事務所が過去に解決した実際の事案(=解決事例)は、弁護士事務所のウェブサイトで公開されていることも多くあります。

解決実績が豊富かどうか、ご自身のケースに類似した解決事例があるかどうかも、弁護士選びの参考にするとよいでしょう。

②医学的な知識があるか

交通事故の示談交渉では、多くの場面で医学的知識が必要になります。

弁護士が交通事故の怪我や後遺障害等級認定申請について医学的な知識を有していれば、以下の点から、有利な結果を得られる可能性が高まります。

  • 交通事故と怪我との因果関係を証明しやすくなる
  • 必要な検査や適切な通院、診断書の内容についてアドバイスが受けられる
  • 後遺症の症状や程度を正確に伝えることができれば、後遺障害等級が認定されやすくなる
  • 示談交渉や後遺障害等級認定の申請において、医学的根拠に基づいた主張ができる など

特に、事故で後遺障害が残ってしまった場合には、後遺障害等級認定の結果が慰謝料などの損害賠償金に大きく影響するため、医学的な知識を有する弁護士によるサポートが重要になります。

③弁護士費用は明確か

交通事故事案の経験豊富な弁護士であれば、相談の段階でおおよその費用や起こり得るリスクの予測が可能なので、

  • どのような費用が、いつ、どのくらい発生するのか
  • 受け取れる示談金よりも弁護士費用の方が高くついてしまわないか(費用倒れ)

といったことを、事前にきちんと説明してくれる弁護士を選ぶようにしましょう。

なお、弁護士費用は事務所によって異なるため、見積もりを出してもらって、相場や他の事務所と比較してみることも大切です。

「弁護士費用がどのくらいかかるか不安」という方は、以下ページで交通事故の弁護士費用の相場を解説していますので、あわせてご参考ください。

④説明が丁寧でわかりやすい・相性は良いか

弁護士を選ぶにあたっては、わかりやすく説明してくれるかどうかや、ご自身との相性にも注視しましょう。

交通事故事案の実績が豊富でも、説明がわかりにくかったり、相談がしにくかったりして、弁護士に対して不安や違和感があると、今後のやり取りを続けていくのが困難になる可能性もあります。

  • 専門用語ばかりではなく、わかりやすい言葉で説明してくれる
  • 不安な気持ちに寄り添って、質問にも丁寧に回答してくれる
  • 相談がしやすく、安心して任せたいと感じる

など、弁護士の人柄、弁護士との相性、信頼関係を築けるかどうかも、弁護士選びの重要な判断材料になります。

⑤過去に懲戒処分を受けていないか

懲戒処分の内容にもよりますが、弁護士選びで後悔しないためには、懲戒処分の経験がある弁護士は、なるべく避けた方がよいでしょう。

過去になんらかの不祥事を起こしている弁護士は、弁護士懲戒処分検索センターで検索することができます。

インターネットで「弁護士名 懲戒」と検索すると、懲戒処分の有無や内容を確認することができるので、相談や依頼を検討している弁護士について気になる場合は、一度調べてみるとよいでしょう。

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※法律相談は、受付予約後となりますので、直接弁護士にはお繋ぎできません。 ※国際案件の相談に関しましては別途こちらをご覧ください
料金について、こちらもご確認ください。
  • ※諸経費20,000円( 税込22,000円 )がかかります。
  • ※死亡・後遺障害等級認定済みまたは認定が見込まれる場合
  • ※事案によっては対応できないこともあります。
  • ※弁護士費用特約を利用する場合、別途の料金体系となります。

交通事故の弁護士の探し方

交通事故の弁護士を探す方法は、主に次の4つです。

  1. インターネットで検索する
  2. 知り合いから紹介してもらう
  3. 法テラスを利用する
  4. 弁護士会に相談して探す

インターネットで検索する

インターネットで「交通事故 弁護士」と検索すると、多くの弁護士や法律事務所を手軽に探すことができます。

解決実績や費用体系など比較しながら、相談してみたいと思う弁護士を探してみましょう。

メリット
  • いつでも好きなタイミングで、手軽に弁護士を探すことができる
  • 事前に情報収集ができて、複数の情報を比較することができる
  • 自分で弁護士を選ぶことができる など
デメリット
  • 選択肢が多すぎて、どの弁護士を選ぶか迷ってしまう
  • 口コミやランキングは、あまりあてにならない など

知り合いから紹介してもらう

知り合いや、ご自身が加入する保険会社から弁護士を紹介してもらうという方法もあります。

ただし、紹介してもらった弁護士が交通事故事案に精通しているとは限らないため、事前に確認しておきましょう。

メリット
  • 自分で探す手間が省ける
  • 事前に弁護士の人柄などを確認することができる
  • 紹介者がいるので安心感があって、信頼関係が築きやすい など
デメリット
  • 交通事故に強い弁護士とは限らない
  • 弁護士と相性が合わなかったときに断りにくい など

法テラスを利用する

法テラスを利用して、弁護士を探すこともできます。

法テラスとは、国によって設立された法的トラブル解決のための相談窓口のことで、収入などの一定の要件を満たせば、弁護士による無料法律相談や、弁護士費用の立替制度を利用することができます。

メリット
  • 国が設立した公的な法人なので、安心感がある
  • 自分で探す手間がかからない など
デメリット
  • 弁護士が任意で選ばれてしまう
  • 交通事故に強い弁護士とは限らない など

弁護士会に相談して探す

弁護士会の法律相談を利用して、弁護士を探す方法もあります。

弁護士会とは、弁護士や弁護士法人が加入する団体のことで、各都道府県に法律相談センターがあり、来所相談や、電話相談を受け付けているところもあります。

メリット
  • 無料相談などのサービスが充実している場所もある
  • 弁護士への不満も相談しやすい
  • 自分で探す手間がかからない など
デメリット
  • 受付時間や費用発生の有無など、サービスの内容が弁護士会ごとに異なる
  • 弁護士が任意で選ばれてしまう
  • 交通事故に強い弁護士とは限らない など

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※法律相談は、受付予約後となりますので、直接弁護士にはお繋ぎできません。 ※国際案件の相談に関しましては別途こちらをご覧ください
料金について、こちらもご確認ください。
  • ※諸経費20,000円( 税込22,000円 )がかかります。
  • ※死亡・後遺障害等級認定済みまたは認定が見込まれる場合
  • ※事案によっては対応できないこともあります。
  • ※弁護士費用特約を利用する場合、別途の料金体系となります。

交通事故で弁護士法人ALGが選ばれる理由

弁護士法人ALGでは、これまでに多くの事故被害者の方からご相談・ご依頼をいただきました。

私たちが選ばれ続けている理由を、いくつかご紹介します。

  • 被害者専門でご依頼を承っているため、事故被害者の方のために徹底的に争える
  • 専門の受付スタッフや事務局が弁護士と連携することで、円滑な対応が可能
  • 無料相談にて費用倒れなどの予測し得るリスクを説明し、不安の解消をはかる
  • 全国の事務所と知識や経験を共有し、連携することで多くの交通事故案件に対応できる

など、被害者の方の最大の味方となって相談から解決まで寄り添う姿勢が、多くのご依頼に繋がったようです。

【解決事例】ドライブレコーダーから主張・立証し、過失割合 0:100で解決できたケース

事案の概要

住宅地で自動車のすれ違い時に接触した事故です。相手方保険会社から過失割合50対50が提示され、依頼者は過失割合が適切なのか疑問に思われ、当事務所に依頼されました。

担当弁護士の活動

担当弁護士は、依頼者から提出されたドライブレコーダーを確認して、依頼者車両が対向から進行してくる相手方車両との衝突を回避するために、衝突時点からどのくらい手前のどの位置で停止したのかを明らかにしました。

結果

担当弁護士はドライブレコーダーの映像や現場付近の地図をもとに、以下の点を主張・立証しました。

  • 相手方は依頼者車両がもっと寄れたはずだと主張していたが、依頼者車両はできる限り端に寄っていたこと
  • 事故現場より少し手前にすれ違いやすい地形があり、相手方車両がそこで停止していれば事故が生じなかったこと

その結果、過失割合を0(依頼者)対100(相手方)に修正することができました。

【解決事例】主婦の賠償額を900万円以上増額したケース

事案の概要

横断歩道を自転車で走行していた依頼者に、左折進入してきた相手方自動車が衝突し、右脛骨高原骨折など2回にわたる手術が必要となる傷害を負ったという事案です。

3年以上の通院期間を経てようやく相手方の保険会社から提示された損害賠償金約320万円について、金額が妥当か疑問をもたれ、当事務所に依頼されました。

担当弁護士の活動

依頼者は週4日のパート勤務を行いながら、ご家族のために家事を行う兼業主婦でした。

担当弁護士は、依頼者にも資料作成にご協力いただきながら、特に手術前後のお体の様子や生活への支障について詳細に訴え、相手方保険会社に粘り強く交渉しました。

結果

保険会社に理解を求めて交渉した結果、提示された賠償金より大幅に増額した約1260万円の賠償金を獲得することができました。

交通事故の弁護士選びに関するQ&A

交通事故の弁護士を選ぶとき、ランキングや口コミは信用していいですか?

交通事故の弁護士を選ぶとき、ランキングや口コミは信用しすぎないようにしましょう。

どの弁護士に依頼すればよいか迷ったとき、ランキングや口コミを参考にしたいと思う方も多いのではないでしょうか。
ですが、

  • 弁護士のランキングは、評価基準が曖昧で信ぴょう性に欠けるものが多い
  • 弁護士の口コミは、良い評判も悪い評判も個人の主観的な感情が含まれていることが多い
  • 弁護士のランキングや口コミは、広告目的で作成されたサイトも多く、客観性に欠ける

などの理由から、ランキングや口コミだけで弁護士を選ぶのはおすすめできません。

ランキングや口コミはあくまで参考程度にとどめ、無料相談などを利用して実際に弁護士とやり取りをして、ご自身に合うかどうかを判断することが大切です。

弁護士の口コミを参考に弁護士を選ぶときのポイントについては、以下のページで詳しく解説していますので、あわせてご参考ください。

一度選んだ弁護士に不安を感じたら変更することはできますか?

一度選んだ弁護士に不安を感じた場合、途中で変更することが可能です。

様々な理由で弁護士を途中で変えることは珍しくありませんが、依頼中の弁護士との委任契約を解除して別の弁護士に依頼することになるので、新たに着手金や、引継ぎなどの手間が必要になる点は考慮しなければなりません。

交通事故の示談交渉は弁護士によって進め方が異なることも多いので、不安や不満に感じることがあれば、セカンドオピニオンで他の弁護士の意見をきいたうえで、弁護士を変更するかどうかを判断するのもよいでしょう。

弁護士選びで後悔しないためにも交通事故に強い弁護士法人ALGまでご相談ください

交通事故では、選ぶ弁護士によって示談の結果が変わるといっても過言ではありません。

交通事故の解決実績は豊富か、弁護士とご自身との相性は良いかなどのポイントを抑えて、「この人に任せたい」と思える弁護士を選ぶことが大切です。

ご自身に合った、交通事故に強い弁護士を選ぶことで、有利な結果へと繋がる可能性がぐっと高まります。

弁護士法人ALGには、交通事故の示談交渉や後遺障害等級認定申請、訴訟など、解決実績が豊富な弁護士が数多く在籍しており、事故被害者の方をトータルサポートいたします。

まずはお気軽にお問合せください。

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弁護士法人ALG 福岡法律事務所 所長 弁護士 谷川 聖治
監修 :福岡法律事務所 所長 弁護士 谷川 聖治 弁護士法人ALG&Associates

保有資格 弁護士(福岡県弁護士会所属・登録番号:41560)

福岡県弁護士会所属。私たちは、弁護士名、スタッフ名を擁し()、東京、を構え、全国のお客様のリーガルニーズに迅速に応対することを可能としております。