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離婚を決断したきっかけとは?決断できない理由や必要な準備まで解説

離婚を決断したきっかけとは?決断できない理由や必要な準備まで解説

離婚を考えてはいても、なかなか決断できずに悩んでいる方は多くいらっしゃいます。

そんなときは、他の人がどんなきっかけで離婚を決めたのかを知ることで、自分の気持ちを整理するヒントになるかもしれません。

この記事では、離婚を迷う理由や決断のきっかけ、後悔しないための準備、離婚後の流れ、相手が同意しない場合の対処法などをわかりやすく解説しています。
ぜひ参考にしてみてください。

離婚問題を弁護士に依頼するメリット

なかなか離婚を決断できない理由

多くの人がなかなか離婚を決断できない理由として、主に以下のような理由が挙げられます。

  • 離婚後の生活が不安
  • 子供への影響
  • 世間体が悪くなる
  • 夫婦関係を修復できる可能性がある

決断を迷っているときには、結論を急ぐと後悔するリスクが高いでしょう。
考えを整理するためにも、それぞれの理由について次項より解説していきます。

離婚後の生活が不安

離婚したいと考えても、今の生活が配偶者の収入に支えられている場合、離婚後に暮らしていけるのかが分からずに不安になる方はとても多いでしょう。

特に、これまで専業主婦として家庭を支えてきた方にとっては、離婚後の収入や生活の見通しが立たず、離婚に踏み切れないケースが多いです。

パートなどで働いている方であっても、その収入だけで生活費をまかなうのは難しいため、悩んでしまう方が少なくありません。

離婚に向けて、金銭的な不安を減らしていく方法を考える必要があります。

子供への影響

離婚を考えていても、子供がまだ小さいと、育児と仕事の両立が難しいのではないかと不安になる方は多くいらっしゃいます。

経済的な問題だけでなく、精神的にも大きなプレッシャーを感じるため、自分だけで子育てをすることに自信が持てなくても無理はありません。

また、子供は、親が離れて暮らすことに強い不安を感じる場合があります。
生活環境が大きく変わってしまうため、親として悩む方も少なくありません。

こうした心配が、離婚の決断を難しくしている大きな理由となります。

世間体が悪くなる

離婚をすると世間体が悪いと考えてしまうことも、離婚を決断できない理由となります。

周囲の目が気になることや、家族や職場に迷惑がかかるかもしれないといった不安を感じる方は少なくありません。

特に、親や親戚、職場の同僚などからの視線が気になり、離婚して噂が広まることが心配になる場合があります。

また、母子家庭や父子家庭になると、育児と仕事の両立が難しくなるため、会社での立場や昇進への影響などを気にして離婚をためらうケースもあります。

夫婦関係を修復できる可能性がある

夫婦関係がまだ修復できるかもしれないという希望は、離婚を決断できない理由となります。

一緒に過ごして楽しかった思い出や、相手の魅力的だった一面などを思い出すと、もう一度やり直せるのではないかと心が揺れることもあるでしょう。

また、自分がもっと努力すれば、関係は少しずつでも良くなっていくのではないかと、自分を責める気持ちが湧いてくる方もいらっしゃいます。

相手が自分勝手でも、「自分が努力すれば改善できる」と考え、決断を先延ばしにするケースもあります。

離婚を決断したきっかけとは?

離婚することについて迷っていた人が、決断したきっかけとして言及することの多い理由として、主に以下の6つが挙げられます。

  • 性格の不一致に耐えられなくなった
  • 浮気や不倫が発覚した
  • DVやモラハラを受けた
  • 浪費や借金問題の発覚
  • 相手の実家とトラブルになった
  • 他の人を好きになった

ただし、こうした理由があっても、子供が中学校を卒業するタイミングや成人するまで待ってから離婚を決断する方も多く見られます。

家庭環境の大きな変化を避けたいという思いから、離婚の時期を慎重に選ぶ傾向があるようです。

性格の不一致

以下のような場合に性格の不一致を感じ、離婚を決意する方は少なくありません。

  • 生活リズムが違うため、一緒に暮らしたくない
  • 相手の趣味が理解できず、話が合わない
  • 金銭感覚が違うため、もっと自分のためにお金を使いたい
  • 子供の教育方針について対立することが増えた
  • 相手が不潔に感じる、潔癖すぎると感じる
  • 会話やスキンシップを避けられて傷つく

このような理由により、このまま結婚生活を続けるのは無理だと感じて、離婚を決意する方が多いようです。

日本における離婚原因で、最も多いのが性格の不一致です。

不満や我慢が積もり積もって、子供の自立や夫の定年退職などをきっかけに、熟年離婚へとつながるケースもあります。

浮気や不倫

夫や妻の浮気や不倫がきっかけとなって、離婚を決意する方も多いです。
もっとも、配偶者に対して愛情があると、浮気や不倫だけですぐ離婚を決意する方は少ないものの、

  • 不倫した夫(妻)を生理的に受け付けなくなった
  • 不倫した夫(妻)が不倫相手をかばったため、もう一緒に暮らせないと思った
  • 一度は許したけれど、その後も浮気癖がなおらなかったので愛情が冷めた
  • 不倫相手が妊娠した

などの事情があると、離婚の決め手となるようです。

肉体関係を伴う浮気・不倫は、夫婦が負う貞操義務に違反する“不貞行為”となるため、浮気・不倫した配偶者とその相手に対して慰謝料を請求できる可能性があります。

詳しくは以下リンクより、「浮気・不倫の慰謝料」をご参考ください。

不貞慰謝料のお悩みは弁護士法人ALGへご相談ください

DVやモラハラ

夫(妻)による暴力やモラハラが原因で離婚を決意される方も多いです。

「スマホを必ずチェックされる」など相手による監視が厳しすぎる場合や、「話を聞いてくれずに一方的に意見を押し付けてくる」など相手の言動にストレスを感じている場合も、離婚の決め手になるようです。

  • 夫(妻)が、自分だけでなく子供にまで暴力・モラハラを加えるようになった
  • 我慢していたけれど、親や友人に離婚を勧められた
  • 相談機関に、相手から逃げることを勧められた

など、ご自身の決断以外に、第三者から説得されるケースも少なくありません。

夫(妻)の暴力やモラハラで離婚するか悩んだら、ひとりで悩まずにまずは誰かに相談することが大切です。

詳しくは以下リンクより、「モラハラ夫・妻と離婚する方法」や「DVで離婚する方法」をご参考ください。

浪費・借金問題

夫(妻)の借金問題により、離婚を決意される方もいらっしゃいます。

  • 収入のほとんどを借金の返済にあてなければならず、生活が苦しい
  • 反省しても借金や浪費を繰り返す
  • 結婚後、夫(妻)に多額の借金があることが発覚した
  • 夫(妻)に勝手に借金を負わされた

など、金銭に関する問題は夫婦の信頼関係にも影響することから、将来に不安を感じて離婚を決意することが多いようです。

借金を理由に離婚する場合、財産分与や慰謝料など注意すべき事柄がいくつかありますので、以下リンクより「借金が理由の離婚」をご参考ください。

相手の実家とトラブル

夫(妻)の実家とのトラブルで、離婚を決意される方も一定数いらっしゃいます。
とくに多いのが次のようなケースです。

  • 相手の家族から暴言を吐かれる
  • 義父母による過干渉
  • 金銭感覚や子供の教育方針に関する考え方を押し付けられる
  • 夫がマザコンで、自分の味方になってくれない
  • 「嫁がして当然」という言動がある

相手の実家とうまくいかないとき、夫(妻)が味方になってくれないと、家庭に居場所がないと感じて離婚に至ってしまうようです。

他の人を好きになった

配偶者の不倫だけでなく、自分が配偶者以外の人を好きになったことも、離婚を決意するきっかけになります。

ただし、他の人を好きになったという理由で離婚してしまうと、次のようなリスクがあるため注意しなければなりません。

  • 配偶者以外の人と肉体関係をもつと自分が“不貞行為” をしたとみなされるため、自ら離婚訴訟を起こしても、相手が離婚に合意しない限り離婚できなくなる
  • 配偶者以外の人と肉体関係をもつと、“不貞行為”をしたとして慰謝料を請求されるおそれがある
  • ほかに離婚原因がないと、離婚を受け入れてもらうために財産分与や子供に関すること(親権・養育費・面会交流)などの離婚条件で譲歩が必要になる
  • 世間から冷たい視線を向けられる
  • 実は「好き」と思い込んでいるだけだったり、配偶者に未練や罪悪感が残ったりして離婚を後悔する

詳しくは以下リンクより「配偶者以外に好きな人ができたら?」をご参考ください。

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離婚の決断に後悔しないための準備

離婚後、経済的に苦しくなり、「もっとしっかり準備しておけばよかった」と後悔する方もいらっしゃいます。

そこで、離婚後に後悔しないためにも、配偶者に離婚を切り出す前に準備すべきことを5つ紹介します。

  • 離婚後の収入や生活設計のイメージ
  • 財産分与の管理・計算
  • 慰謝料の請求
  • 子供の親権や面会交流について決める
  • 養育費の確認

離婚後の収入や生活設計をイメージする

離婚を後悔しないために、離婚後自立して生活ができるか、収入や生活設計についてしっかり確認して準備しておきましょう。

  • 離婚後の仕事・収入(離婚後に必要なお金を把握しておく)
  • 離婚後の住まい(実家に戻るのか、アパートなどを借りるのか)
  • 離婚後の子供の環境(転園や転校が必要になるのか)

といったことを具体的にイメージして見通しを立て、配偶者に離婚を切り出す前に収入や住まいを確保しておくと安心です。

夫婦の財産を把握しておく

離婚後の経済的な不安を軽減させるためにも、財産分与について準備しておきましょう。

財産分与とは?

財産分与とは、婚姻中に夫婦で協力して築き上げた財産を、離婚する際に公平に分け合うことをいいます。
財産分与の対象になるのは、預貯金、不動産、車、家財道具、投資信託、生命保険、住宅ローンなどの夫婦の共有財産です。

離婚を切り出した後だと夫婦の財産を把握するのが難しくなることがあるので、事前に財産整理し、どのくらいの財産を受け取れそうか計算して見通しを立てておきましょう。

相手に離婚原因があれば慰謝料を請求する

配偶者の浮気・不倫やDV・モラハラなどの不法行為が原因で離婚する場合、慰謝料請求の準備をしておきましょう。
具体的には、どのくらい慰謝料を請求できるか確認しておき、不法行為の証拠を集めておきます。

離婚の慰謝料請求の証拠になり得るものの一例

浮気・不倫の証拠
  • 配偶者と不貞相手がラブホテルに出入りする写真
  • 肉体関係があると推測できる内容のメール
  など
DV・モラハラの証拠
  • 怪我の写真や、医師が作成した診断書
  • DVやモラハラの具体的な内容を記録した日記
  など

このほか、経済的DVやセックスレスの場合も、客観的な証拠を示すことで慰謝料請求が認められる可能性があります。

子供の親権や面会交流について決める

夫婦の間に未成年の子供がいる場合は、親権面会交流について決める準備をしておきます。

離婚後は単独親権となるため、「どちらが親権者となるのか」、「面会交流を行うのか」について決めておく必要があります。

面会交流とは?

面会交流とは、離れて暮らす親子が直接会ったり、手紙やメールでやりとりをしたりして、定期的・継続的に交流することをいいます。

養育費がいくらになるか確認する

夫婦の間に社会的・経済的に自立していない未成熟子がいる場合は、養育費がいくらくらいになるのかを調べておき、配偶者との話し合いに備えておきましょう。

養育費とは?

養育費とは、未成熟子を監護・教育するために必要な費用のことをいいます。
離婚後に子供と一緒に暮らして世話をする親(監護親)から、子供と離れて暮らす方の親(非監護親)に対して養育費を請求することができます。

養育費の請求は弁護士にお任せください

離婚を決断した後の流れ

離婚を決意して、準備が整った後の手続きの流れを確認しておきましょう。

まずは配偶者に離婚の意思を伝えて夫婦で話し合います(協議離婚)。
話し合いで合意できなければ、調停離婚裁判離婚で離婚成立を目指すことになります。

協議離婚 協議離婚とは、夫婦で話し合って離婚することをいいます。
双方が離婚に合意できたら“離婚協議書”を作成しておきましょう。
調停離婚 調停離婚とは、家庭裁判所の調停手続きを利用して離婚することをいいます。
離婚を希望する側が調停を申し立てると、調停委員を介した話し合いが行われます。
双方が合意できれば調停調書が作成されて離婚が成立します。
裁判離婚 裁判離婚とは、裁判所の判決によって強制的に離婚することをいいます。
協議や調停で離婚の合意ができない場合に、離婚を希望する側が訴訟提起すると、裁判所が双方の主張・立証などをもとに、離婚の可否や条件について最終的な判決が下されます。

DVやモラハラの危険がある場合は別居からはじめる

配偶者からDVやモラハラを受けている場合や、離婚を切り出すことでご自身やお子さんに危険が及ぶ場合には、まずは別居して身の安全を確保しましょう。
警察やDVセンターなどの専門機関も積極的に利用を検討しましょう。

以下リンクから、「離婚前から離婚後までの離婚手続き」を確認できますのであわせてお役立てください。

離婚を決断したけど相手が同意しない場合の対処法

離婚を決めたのに、相手が同意してくれない場合の対処法として、主に次のようなものが挙げられます。

  • 別居する
    離れて暮らすことによって、お互いに心の整理ができます。また、一定期間の別居は夫婦関係が破綻している証拠になります。
  • 離婚調停を申し立てる
    当事者だけでは話し合いが難しいと感じたら、家庭裁判所に離婚調停を申し立てることができます。調停では、調停委員が話し合いを仲介してくれるため、感情的にならずに冷静に話し合うことができます。
  • 弁護士に依頼する
    自分だけで解決するのが難しいと感じたら、法律の専門家である弁護士に相談しましょう。弁護士は、あなたの気持ちや状況を丁寧に聞き取り、相手との交渉をサポートします。

夫または妻が離婚に応じてくれない場合の対処法についてお知りになりたい方は、以下の各リンク先で詳しく解説していますので、ぜひご参考になさってください。

離婚の決断にお悩みの場合でも、まずは弁護士法人ALGへご相談ください!

離婚するか迷ったとき、世間体を気にしたり、家族や友人をがっかりさせたくないと思って、誰にも相談できずにおひとりで悩まれている方も多いのではないでしょうか。

「こんな理由で離婚できる?」
「離婚したら財産分与や慰謝料はどうなる?」
など、離婚を決意できずに不安や疑問を抱えていらっしゃる方は、まずは弁護士法人ALGまでご相談ください。

これまで数々の夫婦問題や離婚問題に取り組んだ経験と知識を活かして、弁護士がご相談者様のお悩みに寄り添ってアドバイス・サポートいたします。

離婚を踏みとどまるべきか、離婚に踏み切るべきかなど、ご自身の将来について悩まれたら、まず私たちにご相談ください。

 

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弁護士法人ALG 弁護士 谷川 聖治
監修 :福岡法律事務所 所長 弁護士 谷川 聖治 弁護士法人ALG&Associates

保有資格 弁護士(福岡県弁護士会所属・登録番号:41560)

福岡県弁護士会所属。私たちは、弁護士名、スタッフ名を擁し()、東京、札幌、宇都宮、埼玉、千葉、横浜、名古屋、大阪、神戸、姫路、広島、福岡、タイの13拠点を構え、全国のお客様のリーガルニーズに迅速に応対することを可能としております。