モラハラによる離婚を弁護士に相談すべき理由や弁護士の探し方など

配偶者の暴言や無視など、モラハラで悩まれている場合は、弁護士に相談・依頼することをおすすめします。
家庭内で行われるモラハラは外から見えにくく、周囲の人に理解してもらえなかったり、証拠がなかったりして、おひとりで悩まれている方も多いです。
配偶者のモラハラは、離婚だけでなく慰謝料請求も認められる可能性があるので、ご自身を守るためにも、まずは弁護士に相談してみましょう。
この記事では、配偶者のモラハラを理由に離婚を検討されている方に向けて、弁護士に相談すべき理由や、無料で相談できる弁護士の探し方・選び方を解説していきます。
弁護士に依頼した場合の費用も紹介していくので、ぜひ参考になさってください。
目次
モラハラ被害者の方に弁護士相談をおすすめする4つの理由
配偶者のモラハラで悩まれている方は、まずは弁護士へ相談することをおすすめします。
モラハラとは、暴言・無視・侮辱など、言葉や態度で相手を精神的に追い詰める行為のことをいいます。
配偶者のモラハラは、家庭という閉鎖的な空間・関係性において行われる性質上、自分が悪いと我慢されている方や、そもそも自分が被害者であることに気付いていない方も少なくありません。
そこで、配偶者のモラハラで悩まれている方に向けて、弁護士への相談をおすすめする4つの理由を紹介していきます。
配偶者のモラハラ被害でお悩みの方に弁護士相談をおすすめする4つの理由
- 自分の状況に合った対処法を知れる
- モラハラ夫・妻との話し合いを任せられる
- 精神的苦痛・ストレスを軽減できる
- 弁護士に離婚や慰謝料請求手続きを任せられる
①自分の状況に合った対処法を知れる
モラハラの被害状況は人によって異なるため、弁護士に相談することで自分自身の状況に合った対処法を知ることができます。
なかには、「これってモラハラ・・・?」と疑わしく感じて弁護士へ相談したことで、モラハラ被害に気付いたというケースもあります。
- モラハラ行為に該当するか
- 配偶者のモラハラを理由に離婚や慰謝料を請求できるか
- モラハラ被害を立証するためにどのような証拠が必要か
- 身を守るために別居すべきか
- 配偶者のモラハラについて、解決を弁護士に依頼すべきか
など、被害状況やお悩みの内容をまずは弁護士に相談してみましょう。
夫婦問題や離婚問題に詳しい弁護士であれば、的確なアドバイスがもらえます。
②モラハラ夫・妻との話し合いを任せられる
弁護士に依頼して、モラハラ夫や妻との話し合いを任せることができます。
モラハラ夫や妻との話し合いは、
- モラハラ夫や妻はモラハラ行為をしているという自覚がなく、離婚や慰謝料請求を拒否する
- モラハラ被害者が相手に対して恐怖を感じていて、自ら交渉するのが難しい
- モラハラ夫や妻の言動に誘導され、話し合いがうまく進まない
などの理由から思うように進まないことが多いですが、弁護士に依頼することで、相手との話し合いを有利に進めてもらえる可能性が高まります。
③精神的苦痛・ストレスを軽減できる
弁護士に相談することで、精神的苦痛やストレスを軽減できる可能性があります。
モラハラ被害者は、相手に対する恐怖心や周囲の理解を得られない無力感から、おひとりで悩まれている方も多いです。
弁護士はご相談者様やご依頼者様の味方となって、最善の結果が得られるようにアドバイス・サポートを行います。
そのため、弁護士に相談し、モラハラを認めてもらったうえで対処法のアドバイスが受けられれば安心することができます。
④弁護士に離婚や慰謝料請求手続きを任せられる
弁護士に依頼すると、離婚請求や慰謝料請求といった手続きを一任することができます。
配偶者のモラハラを理由に離婚や慰謝料を請求する場合、相手が話し合いで合意してくれなければ、調停や裁判に発展する可能性があります。
とくに裁判では、配偶者のモラハラが不法行為にあたることを被害者側で立証しなければならず、手続きや証拠集めなど大きな負担となります。
弁護士であれば、モラハラの証拠集めから裁判などの手続きまで、円滑・迅速に対応できるので、ご自身の負担を軽減できる可能性があります。
モラハラについて無料相談できる弁護士の探し方
配偶者のモラハラで悩まれている場合は、まずは無料相談を利用して弁護士に相談してみましょう。
無料相談ができる弁護士は、主に次の3つの方法で探すことができます。
- 法テラスを利用する
- 市区町村の無料法律相談を利用する
- 無料相談を行っている弁護士事務所をネットで探す
それぞれの方法について、次項で詳しくみていきましょう。
法テラスを利用する
無料相談ができる弁護士の探し方のひとつに、法テラスを利用する方法があります。
法テラスとは、法律に関するトラブルを解決するために、国によって設立された相談窓口のことです。
一定の要件を満たせば、ひとつの問題につき3回まで弁護士による無料法律相談が利用できます。
また、経済的に余裕がない方は収入要件などを満たせば、弁護士費用の立て替え制度を利用して、毎月分割返済で弁護士に依頼することも可能です。
法テラスを利用する際の注意点
- 法テラスを利用するには、収入などの一定の要件を満たす必要がある
- 弁護士が任意で選ばれるため、モラハラ離婚に精通した弁護士が担当になるとは限らない
市区町村の無料法律相談を利用する
無料相談ができる弁護士の探し方として、市区町村の無料法律相談を利用する方法もあります。
収入などに関係なく、その地域に住所のある方であればだれでも利用できます。
地域差はあるものの、20~30分の無料相談で弁護士から法律的な助言が受けられることが多いです。
対面相談だけでなく、電話やオンライン相談に対応しているところもあるので、「まずは弁護士に話を聞いてみたい」という方におすすめの方法です。
市区町村の無料法律相談を利用する際の注意点
- ひとつの問題につき、再相談や継続相談できないことが多い
- 依頼まではできない
- 弁護士が任意で選ばれるため、モラハラ離婚に精通した弁護士が担当になるとは限らない
無料相談を行っている弁護士事務所をネットで探す
無料相談を行っている弁護士事務所をインターネットで探す方法もあります。
数ある弁護士事務所のなかには、初回相談を無料としている事務所があります。
30分~1時間の時間制限が設けられていることが多く、市区町村の無料法律相談よりも踏み込んだアドバイスをもらえる可能性があります。
弁護士への依頼を前提に、弁護士の人柄や能力、自分との相性を知りたいときにおすすめの方法です。
私たち弁護士法人ALGでは、ご来所による30分無料相談を実施しておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
モラハラ問題に強い弁護士の選び方
配偶者のモラハラについて弁護士に依頼するときは、モラハラ問題に強い弁護士を選ぶ必要があります。 弁護士にも得意分野があるので、弁護士ならだれでもよいわけではありません。
以下、モラハラ問題に強い弁護士の選び方のポイントを4つ紹介していきます。
- モラハラ問題の対応実績が豊富
- 親身に話を聞いてくれる
- 自分に合うと感じられる
- 弁護士費用についてしっかり説明してくれる
モラハラ問題の対応実績が豊富
離婚問題の相談件数や、モラハラ問題の解決実績が豊富な弁護士を選びましょう。
モラハラ問題の経験が豊富な弁護士であれば、具体的な解決策を提案してもらえるので、より円滑な問題解決が期待できます。
- 解決実績を弁護士事務所のウェブサイトで確認する
- ご自身の状況と類似した解決実績があるか、相談時に直接聞いてみる
などの方法で、モラハラ問題の対応実績を確認しましょう。
このとき、解決方法やその結果を確認しておくと、離婚成立や慰謝料獲得の見通しが立てやすくなります。
親身に話を聞いてくれる
配偶者のモラハラや離婚の悩みについて親身に話を聞いてくれる弁護士を選びましょう。
「話をさえぎられて、相談がしにくい」
「結論を急いで、望まない解決策を強引に進めようとする」
など、自分の気持ちを汲み取ってもらえないと感じる弁護士相手では信頼関係が築けずに、かえってストレスになってしまいます。
無料相談などで実際にやり取りをして、話しやすさや話しを聞く姿勢を確認し、自分の味方になってくれそうな弁護士かを見極めることが大切です。
自分に合うと感じられる
やり取りをしてみて、自分に合うと感じられる弁護士を選びましょう。
配偶者のモラハラによって大きな精神的苦痛・ストレスを抱えている被害者の方にとって、弁護士との相性は問題を解決するうえで重要なポイントになります。
「専門用語ばかりで説明がわかりにくい」
「話しかけにくい」
など、弁護士とのやり取りがスムーズに行えなければ問題解決に支障をきたすおそれがあります。
無料相談などを利用してやり取りをしたときに、自分が「合う」と感じられるか、「この人に依頼したい」と思えるかを基準に弁護士を選ぶことも大切です。
弁護士費用についてしっかり説明してくれる
依頼する前に、弁護士費用についてしっかり説明してくれる弁護士を選びましょう。
弁護士費用は、依頼する弁護士事務所によって異なるうえ、料金体系が複雑なことも少なくありません。
事前の弁護士費用への説明が十分でないと、思わぬ費用負担が増えてトラブルにつながるおそれがあります。
離婚問題やモラハラ問題に詳しい弁護士であれば、相談いただいた段階でおおよその費用を予測できます。
費用倒れなどのリスクを含め、弁護士費用について事前に説明してくれる弁護士だと安心です。
離婚のご相談受付
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※事案により無料法律相談に対応できない場合がございます。※法律相談は、受付予約後となりますので、直接弁護士にはお繋ぎできません。 ※国際案件の相談に関しましては別途こちらをご覧ください。
モラハラによる離婚でかかる弁護士費用
モラハラによる離婚でかかる弁護士費用の相場は、30万~60万円程度になることが多いです。
離婚問題の交渉を弁護士に任せる場合、着手金・成功報酬・実費などの費用がかかります。
協議離婚を弁護士に相談・依頼した場合の弁護士費用相場 ※税込 | ||
---|---|---|
相談料 | 弁護士に法律相談する際に必要な費用 | 30分あたり5500円~ |
着手金 | 弁護士に依頼する際に最初に支払う費用 | 20万~50万円程度 |
成功報酬 | 依頼した問題が解決したときに支払う費用 | 20万~50万円程度 |
実費 | 手続きのために実際にかかった費用 | 弁護士の交通費、宿泊費、通信費など |
このほか、慰謝料や財産分与などが得られた場合には経済的利益の10~20%程度の成功報酬が発生することが多く、調停や裁判に発展するとさらに高額な弁護士費用が必要になります。
詳しくは以下ページより「離婚について弁護士に依頼する際の弁護士費用」をご参考ください。
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モラハラを弁護士に相談する前の準備
配偶者のモラハラを弁護士に相談する前に準備しておいた方がよいことを4つご紹介します。
- 自分の希望を明らかにする
- 相談する内容をまとめ、優先順位を決める
- モラハラの内容を整理する
- モラハラの証拠を相談時に持参する
限られた相談時間を有効に活用し、的確なアドバイスをもらうために重要なことなので、次項でもう少し詳しく解説していきます。
①自分の希望を明らかにする
まず、ご自身の希望を明らかにしておきましょう。
弁護士は依頼者の希望を実現するために活動するので、どのような解決策を望んでいるのかを明確にしておくことが大切です。
希望する解決策の一例
- モラハラ配偶者と離婚すべきか、専門家の意見を知りたい
- モラハラ配偶者と、なるべく早く離婚したい
- モラハラ配偶者に、慰謝料を確実に支払ってもらいたい
- モラハラの証拠の集め方を知りたい
- 離婚にあたって、子供の親権を獲得したい
- 離婚にあたって、慰謝料や養育費を具体的に算定してほしい
- 離婚にあたって、専門家に離婚協議書の作成を依頼したい
- 専門家に調停や裁判の手続きを任せたい など
②相談する内容をまとめ、優先順位を決める
限られた相談時間を有効活用するために、相談する内容をまとめて優先順位を決めておきましょう。
無料相談で弁護士に聞けることには次のようなものがあって、ご自身の希望を実現するために、なにを優先的に相談するかあらかじめ決めておきます。
- 離婚できそうか、調停や裁判に発展しそうかなど、離婚の見通し
- 希望する条件が通る見通し
- 財産分与の見通し
- 慰謝料、養育費、婚姻費用の相場
- 弁護士費用の見積り
- 今後、どのように動けばよいか など
例
- モラハラ配偶者に慰謝料が請求できるなら離婚したい!というケースでは、慰謝料や離婚方法の相談を優先して、今後の動き、弁護士費用という流れで相談すると効率的です。
- モラハラ被害が子供にも及んでいるケースでは、子供を保護するためにどう動けばよいかを優先して相談した後、婚姻費用や慰謝料、離婚条件、離婚方法などを相談すると効率的です。
- モラハラ配偶者と離婚したいけれど経済的に余裕がないというケースでは、弁護士費用や、慰謝料・婚姻費用などの相場を優先して相談すると効率的です。
③モラハラの内容を整理する
限られた相談時間のなかで事実を正確に弁護士へ伝えるため、モラハラ内容を時系列に整理しておきましょう。
時間が経つと人の記憶は曖昧になるため、配偶者からのモラハラ被害にあったときは早めに被害内容をノートやメモ、日記に書き留めておきましょう。
調停や裁判で資料・証拠として活用するために書き留めておくとよい内容
- モラハラ行為が行われた日時と場所
- モラハラの具体的な言動や状況 など
④モラハラの証拠を相談時に持参する
モラハラ被害を証明できる証拠があれば、相談時に持参しましょう。
モラハラの証拠の一例
- モラハラ夫や妻が壊した物や、その写真
- モラハラの言動を実際に記録した録音・録画データ
- モラハラ夫や妻から送られてきたLINEやメールでの暴言
- モラハラ被害で心療内科や精神科にかかった場合は、医師の診断書や通院記録
- 警察や公的機関へのモラハラ被害の相談記録
- モラハラの内容を記録したノートやメモ、日記 など
相談時にモラハラの証拠があれば、弁護士が解決に向けて明確な見通しを立てやすくなります。
なお、証拠がまだない場合には、必要な証拠や集め方について弁護士に相談することもできます。
モラハラ離婚を弁護士に相談した後の流れ
モラハラ離婚について弁護士に相談した後、離婚の手続きは次のような流れで進みます。
いずれの手続きも、弁護士にサポートを依頼することができます。
モラハラ離婚を弁護士に依頼した場合の流れ
まずは弁護士を代理人として、協議離婚に向けて離婚や離婚条件について相手と話し合います。
協議離婚で合意できないと、調停離婚や裁判離婚に発展する可能性があります。
調停では半年~1年程度、裁判では1~2年程度の期間がかかることが多いです。
離婚のご相談受付
来所法律相談30分無料
※事案により無料法律相談に対応できない場合がございます。※法律相談は、受付予約後となりますので、直接弁護士にはお繋ぎできません。 ※国際案件の相談に関しましては別途こちらをご覧ください。
モラハラ離婚に関する弁護士法人ALGの解決事例
モラハラを繰り返す夫から適切な婚姻費用と財産分与を得て離婚した事例
当法人の弁護士が介入することで、モラハラを繰り返す夫から適切な婚姻費用と財産分与を獲得できた事例をご紹介します。
事案の概要
夫から収入が低いことを馬鹿にされる等のモラハラを受け、離婚を前提にした別居を検討していたご依頼者様よりご相談いただき、婚姻費用を請求・受領しながら離婚条件を協議できると知り、婚姻費用の請求と離婚協議について弁護士にご依頼いただいた事案です。
弁護士の活動
ご依頼者様は早期解決に重きを置いていたため、担当弁護士はあえて慰謝料は請求せず、別居中の婚姻費用と財産分与に争点を限定しました。
夫が協議に応じないことを想定し、調停手続きで解決をはかるべく審判や裁判も辞さない態度で対応しました。
結果
子供の習い事を含めた婚姻費用の金額を早期に取り決めることができ、財産分与についてはご依頼前の提示額(300万円程度)から、不動産以外の婚姻中に形成された財産を含めた計2000万円以上の財産分与を比較的短期間で回収する内容で合意し、離婚が成立しました。
離婚拒否のモラハラ夫と離婚を成立させ、財産分与と養育費を獲得した事例
当法人の弁護士が介入することで、離婚を拒否していたモラハラ夫と離婚を成立させ、財産分与と養育費を獲得できた事例をご紹介します。
事案の概要
夫からの心ない発言などのモラハラを数年にわたって受け続けたことが原因で、離婚を前提に別居を開始していたご依頼者様より、養育費に関する話し合いの進め方に不安を感じて当法人にご相談いただいたという事案です。
弁護士の活動
夫は子供に会えなくなるのが嫌で離婚自体を拒否していたため、子供に会う機会を確保し、そのための取り決めを提案したところ、離婚自体に応じてもらうことができました。
また、子供が3人いることや、ご依頼者様が長年専業主婦であったことを考慮し、今後の生活のために養育費や財産分与を適正に確保する必要があると考え、算定表に従った養育費の請求と、相手に提出を求めた収入資料および財産資料に基づいた財産分与の請求をしました。
結果
養育費として約15万円、財産分与として約700万円の支払いで合意し、離婚が成立しました。
モラハラに関するお悩みで弁護士をお探しの方からよくある質問
モラハラを弁護士に相談するタイミングはいつですか?
配偶者のモラハラについて弁護士に相談するタイミングは、モラハラが理由で離婚を考え、別居や離婚を切り出す前とモラハラ被害者かもしれないと疑いを感じたときです。
早めの段階で弁護士へ相談いただくことで、ご自身の安全を確保しながら証拠を集めるなど、離婚や慰謝料請求を有利に進めるための準備を行うことができます。
弁護士という強い味方を得ることで不安を軽減できる可能性もあるので、おひとりで悩みを抱え込む前に弁護士へ相談してみましょう。
モラハラを弁護士へ無料相談する際に準備すべきものはありますか?
配偶者のモラハラを弁護士へ無料相談する際に準備するものとして、身分証明書や印鑑のほかに、モラハラの証拠や相談内容をまとめたメモなどが挙げられます。
モラハラの証拠や相談内容をまとめたメモがあることで、限られた相談時間内でも弁護士が具体的な解決策を提案しやすくなるため、できるだけ準備しておくことをおすすめします。
また、財産分与や養育費などの離婚条件についても相談する場合には、財産の一覧表や夫婦の収入を示す源泉徴収票などの資料も準備しておきましょう。
モラハラの証拠がない場合でも弁護士に相談しても大丈夫ですか?
モラハラの証拠がなくても弁護士に相談することは可能です。
モラハラ配偶者を恐れて証拠を集められなかったり、そもそもモラハラ被害を自覚していなかったりすると、相談時に証拠を用意できないこともあり得ます。
証拠がない場合でも、どのように対処すればよいか弁護士に相談することができます。
また、モラハラを証明するために必要な証拠や集め方についてアドバイスを求めることも可能です。
このとき、配偶者の行為について具体的な内容を時系列に説明できると、弁護士がより具体的なアドバイスをしやすくなるので、可能なかぎりノートやメモに書き留めておきましょう。
モラハラ離婚を弁護士なしで成立させることは難しいですか?
弁護士なしでも、モラハラ離婚を成立させることは可能です。
とはいえ、モラハラ配偶者とはそもそも話し合うことすら難しい場合が多く、モラハラ配偶者に誘導されて不利な条件で離婚が成立してしまう可能性が高いため、注意が必要です。
- モラハラ配偶者との交渉や、調停・裁判の手続き
- モラハラや離婚条件に関する証拠・資料の収集
- 別居や離婚後の生活環境など、離婚に向けた事前準備
など、すべての手続きをご自身で行わなければならず、法的知識も必要になることから、ご自身で離婚を成立させられるかどうかは慎重に判断しましょう。
経済的な不安から弁護士への依頼をためらっている場合は、無料相談や法テラスを利用することも検討しましょう。
モラハラ問題で弁護士をお探しの方は弁護士法人ALGへご相談ください!
モラハラ夫や妻の言動について「自分が悪い」と思い込んで我慢していませんか?
モラハラの恐怖や不安から正常な判断ができていない方も多いので、配偶者の言動に対して「もしかしてモラハラ?」と感じたら、まずは弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士法人ALGでは、これまでに多くのモラハラ被害者の方の味方となって問題解決に尽力してきました。
無料相談も行っていますので、配偶者の言動について悩まれている方、モラハラを理由に離婚や慰謝料を請求できるか悩まれている方は、不安や疑問に感じていることをおひとりで抱え込まず、私たちにご相談ください。
離婚のご相談受付
来所法律相談30分無料
※事案により無料法律相談に対応できない場合がございます。※法律相談は、受付予約後となりますので、直接弁護士にはお繋ぎできません。 ※国際案件の相談に関しましては別途こちらをご覧ください。

保有資格 弁護士(福岡県弁護士会所属・登録番号:41560)