一番大切にしていることは
どんなに急いでいても
思いやりや気配りを
忘れないことです
神戸法律事務所 河邉 千夏(2020年入所)

※インタビュー内容は取材当時のものになります。

Interview 1 ALGを志望した理由または知ったきっかけ

私は、前職で不動産の営業事務をしており、自分は誰かをサポートすることに向いていると考え、事務に絞って転職活動をしておりました。お給料や土日祝がお休みであるという条件で転職先を探しており、何社か面接を受けているうちにたどり着いたALGの面接で、小林所長から弁護士業務のことや顧客感動の理念についてのお話をお伺いしました。神戸法律事務所は人数も少なく、比較的年齢層も低いため、皆で協力しあって業務をこなしているという事を聞き、神戸法律事務所で働きたいという思いが強くなり、ALGが第一志望となりました。採用の連絡をいただいたときは、とても嬉しかったのを覚えています。

Interview 2 現在担当している主な業務内容

主な業務は弁護士のサポートになります。弁護士が作成した書面に誤字や脱字がないかチェックし、裁判所に提出する準備をしたり、お客様や保険会社の電話対応など、細々した作業が多いです。しかし、相続手続きで銀行まで足を運んだり、弁護士に依頼される資料の作成など、複雑な業務もあります。弁護士と事務がペアになって一つの案件をこなすため、実際に案件が終了した時や、お客様から感謝の言葉をいただいた時は達成感もあります。

Interview 3 事務所の雰囲気について

神戸法律事務所は比較的年齢層が低く、同世代の方がほとんどです。分からないことがあれば、すぐに弁護士や事務を問わず、誰にでも質問できる雰囲気で、初めて担当するような案件でも不安はありません。案件の中身についても、進展や期日があれば先生が報告をしてくれるため、案件の中身が分からず事務処理のみで終了していくこともありません。所内で先生方は案件に関するお話しをされていることが多く和気あいあいとしています。

Interview 4 所属している部署の雰囲気について

事務は、入所時期は違いますが、同世代の方ばかりです。残業がほとんどないため、一緒に帰路につきますが、帰路だけでは満足できないほどおしゃべりな人が多いです。時間が合えば一緒にランチに行ったりもしますし、業務についても、先輩や後輩関係なく、手の空いている人は他の人を手伝ったりして、一人だけに負担がないよう、みんなで分担しています。

Interview 5 入所して驚いた事

入所してすぐ驚いたことは、事務でも案外やることが多く忙しいということです。法律事務所と聞くと、弁護士が主体となって案件をこなしていき、事務はあくまで、送付物の手伝いや書面作成のお手伝いなど簡単な業務だけかと思っていました。しかし、実際に業務に携わっていると、事務が先に考えて動かなければならないこともあり、一度にたくさんの案件を抱える弁護士のサポート役として、しっかり考えて動かなければならないのだと思いました。

Interview 6 ワーク・ライフ・バランスについて、重視している点

まずは、仕事とプライベートの時間をしっかりと分けることを心がけています。業務中にはしっかりと仕事をし、有給を取る際には、次の日にやらなければいけない仕事を、同僚にお願いし引き継ぎます。そのため、連続した有給も取りやすく、休日と合わせて旅行に行くこともできます。

Interview 7 仕事を進めるうえで意識していること

弁護士はもちろん、事務もたくさん案件を抱えているため、忙しく業務に励んでいますが、その中でも一番大切にしていることは、どんなに急いでいても思いやりや気配りを忘れないということです。お客様はそれぞれ色々な思いを抱えて、相談にお越しいただき、実際に任せられると思って依頼していただいていると思います。しかし、お客様から問い合わせがあった際に一番に窓口となるのは事務です。先生が出かけている際も、急ぎで不安な事があり問い合わせをしてこられるお客様がいらっしゃいますが、どのような回答をすれば安心して折り返しのお電話を待っていられるか、他にも回答できる弁護士はいないかなど、なるべく不安のまま会話を終わらせないよう工夫しています。

Interview 8 入所してから印象に残っている仕事

交通事故の増額交渉の案件です。普段案件を進めていく際、お客様とはメールでやりとりすることが多いのですが、お客様の希望で進展等あればメールじゃなく、電話をしてほしいとのことでしたので、都合のつきやすい時間帯などを聞き取り、何か進展がある度に連絡を差し上げていました。事務としては案件についての詳しい話があまり出来ないので、簡単な説明や今後の流れなどを電話で伝えていましたが、最後のお礼の電話の際に、担当の事務員さんが、なんでも話しやすい人で良かったと言っていただけた事が嬉しく、今でも励みになっております。

Interview 9 入所して良かったと感じること

残業が滅多にないことです。自分が就業時間内に業務が終わらなさそうだなと感じたら、事務同士で声をかけあい、業務を分担し就業時間内に終わるよう努力しています。
もう一つは、様々な知識が身につくことです。ALGでは、民事、交通事故、刑事、医療など様々な分野の案件を抱えており、神戸法律事務所では、特に民事だけ担当する事務、交通事故だけ担当する事務などと分けられていないため、色んな案件の担当事務になることができます。そのため、弁護士が作成した資料などを見て、婚姻費用・養育費のことや、交通事故の賠償金の考え方など、こっそり勉強させていただいてます。

Interview 10 入所後に自身の成長を感じたエピソード

交通事故の件で保険会社と電話することがとても多いのですが、入所したての頃は、本当に何が何だか分からず、聞いたことをただメモして、弁護士に伝えることで精いっぱいだったのですが、今は電話の内容をしっかり理解したうえで、気になることはその電話で質問したり、自ら考えて動くことができるようになりました。
他にも相続の払い戻し手続きがとても難しく、初めて預金の払い戻しをすることになった際には、うまく手続きできるか不安で、先輩に何度も確認したり、過去の事例を見て、少し時間がかかってしまいましたが、今では以前の自身の経験を思い出し、スムーズに手続きを進めることが出来ています。

Interview 11 1日のスケジュール
9:30出社 身の回りの整理や執務室、来客用ブース内の掃除
10:00メールチェック、スケジュールの確認
10:30電話対応や裁判所に出す資料の作成
12:00昼食(三宮の地下街でランチ)
13:00三宮近辺の銀行で相続手続き
15:00契約に来られたお客様の来客対応など
18:30退社
Interview 12 今後の目標やビジョン

私は今後、弁護士が滞りなく案件をこなせるよう、率先して行動できる、信頼のおける事務員になりたいです。
私は、専門的な知識や資格もなく入所しましたが、頼まれた仕事はなるべくスピーディーにこなせるよう努力してきました。弁護士に録音データの文字起こしの仕事を頼まれた時も、『もう出来たの!?早いね!』と感謝されたことがあります。その際に、専門的な知識がなくとも、仕事を効率的に早くこなしていくことで、弁護士も滞りなく案件を進めれるんだなと思いました。

Interview 13 ALG(法律事務所)の職員に求められるスキルや素養

スケジュールの管理や書類作成がとても多いため、基本的なパソコンのスキルは必須です。専門的な知識は、経験を積めば、身につくので、無くても問題ないですし、必要な資格などはありません。
弁護士は非常に多くの案件を抱えているため、分かってはいるけど時間がなくてすぐには取り掛かれないといったことがしばしばあります。そのため、弁護士が気を配りにくい部分にもしっかり気を配り、業務に集中してもらうことが出来るようサポートすることも重要です。

Interview 14 ALGの魅力

民事、交通事故、刑事、医療など様々な分野の案件を抱えているため、前職の知識が活かせることです。立退き案件の転居先探しなど、前職でもやっていたことを活かし、自分が活躍できるところが多くあると感じました。また、弁護士も事務も同じ執務室内で業務をしているため、弁護士と事務との距離感が近いことも魅力です。分からないことや気になることがあれば、すぐに弁護士に質問することが出来ますし、弁護士もすぐに事務に仕事を頼むことが出来るため、とても効率良く業務を行えていると思います。

Interview 15 応募を考えている方に向けてメッセージ

法律事務所と聞くと、専門的な知識が必要なんじゃないかと思うこともあるかと思います。
普段あまり経験しないことも多く、初めは分からないことも多いかと思いますが、知っておいたら今後の人生でとても役に立つことが学べるとても素敵な環境だと思いますので、ぜひご応募ください!

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