答えがない分
積極的に考えて動けば
その分仕事の可能性が
無限に広がります
名古屋法律事務所 大谷 仁美(2013年入所)

※インタビュー内容は取材当時のものになります。

Interview 1 ALGを志望した理由または知ったきっかけ

仕事と家庭の両立に悩んでいたタイミングで、ALGと出会いました。ALGは弁護士業をサービス業と捉えており、「顧客感動」という理念が画一されていたので、今まで営業職として培ってきたサービス精神が生かせるのではないかと思いました。
また、面接時に名古屋所長である井本先生から、「やることさえしっかりやれば残業はないので大丈夫です。ワーク・ライフ・バランスもしっかり作っていけます。」ときっぱり断言していたいたけだけたことも入所を決めた理由の1つです。

Interview 2 現在担当している主な業務内容

名古屋法律事務所は事業部制ではないため、企業法務、離婚や相続等の民事全般、交通事故等の全ての案件の事務担当をしています。
また、総務業務や採用業務も担っているため、名古屋のメンバー全員の仕事環境の整備、施設管理や、事務局の採用面接等も行っています。

Interview 3 事務所の雰囲気について

エネルギッシュ、バイタリティー溢れるという言葉がぴったりかなと思います。日頃の業務において、東京本部のマーケティング部や人事総務部、東京法律事務所の企業法務事業部等、他事務所の事務局の方々との電話のやり取りも多いのですが、みなさんいつでも明るくハキハキとやり取りいただき、依頼事項等にもテキパキと対応されていて、活力的です。

Interview 4 所属している部署の雰囲気について

名古屋には、まだまだ経験の浅いメンバーも多いのですが、意欲的で前向きな人が多いと思います。扱う業務の種類も多く毎日多様な業務がありますが、まだ自分にはできない、これ以上は無理だからやっぱり事務担当は避けたい、という保守的な姿勢ではなく、誰からも「やってみます」という回答が出てきます。初めての業務や慣れない業務にも恐れず、ポジティブに仕事をしている姿が特徴的です。
一方で、決してガツガツと仕事だけをしているというわけではなく、温和でさっぱりした性格のメンバーが多いため、派閥や軋轢もなく、些細なことで笑いあい、和やかな雰囲気で仕事をしています。

Interview 5 入所して驚いた事

弁護士サポート業務というと、「とにかく担当弁護士からの指示を受けて動く」というイメージでしたが、事務局自身で考えて動く仕事の多さには驚きました。法的判断など、事務局が絶対に立入れない部分はありますが、それ以外に、今のうちにできること、自分でもやれることには終わりがありません。そのため、日々、仕事はいくらでもある、という印象です。
また、自ら考えて積極的に動いた分、自身が関われる業務がどんどん増えていくことは、驚いた事でもあり、魅力的な部分でもあります。

Interview 6 産休、育休取得した経験

2度産休・育休を取得し、合計3年ほど事務所を離れました。当時は今ほど産休・育休取得者も多くなく、また、入所後1年程度での産休取得だったので、本当にこのまま休んで大丈夫なんだろうか…という不安が拭えなかったのですが、「戻ってきてくれればそれでいいから」「待っています」と、温かく送り出していただきました。
実際に復帰した時には、当時と変わらない態度で迎えていただき、心の底から安堵したことを今でも鮮明に覚えています。産休・育休の取りやすさについては、声を大にして伝えていきたいALGの魅力の1つです。

Interview 7 時短勤務制度の活用の経験

少し前まで時短勤務を取得しており、下の子が小学校に進学したタイミングでフルタイム勤務へ復帰しました。子供たちが乳幼児の時は2時間短縮、少し大きくなってからは45分間の短縮と、取得時間にも柔軟に対応いただきました。
子供たちが小さい頃は、何をするにも時間がかかり、時短勤務でさえもいつも時間に追われているような状態でした。一方、子供たちが大きくなるにつれ日常生活が安定してくると、今度はもう少しできる、あれもやりたいと仕事に目が向く時間が増えていきました。
そのため、一律的に短縮時間を定めるだけではなく、子供の成長に合わせて取得する短縮時間を調整できたという点は、非常に恵まれた環境でした。

Interview 8 ワーク・ライフ・バランスについて、重視している点

時間をはっきりと分けて、ワークにもライフにもそれぞれ全力投球することです。決まった時間内に仕事なら仕事を、家事なら家事を終わらせる。仕事の時間には生活は持ち込まない。休日は、家族に100%向き合う。ライフとワークの時間の境目が有耶無耶になったり、それぞれが浸食されたりしないように、とにかく時間で区切ることを意識しています。
ALGの「残業ありきではなく、定時時間内に終わらせる」「残業してまで明日できる仕事はやらない」という体制は、自身の信念とも調和していると感じています。

Interview 9 仕事を進めるうえで意識していること

法律事務の仕事は、スピードと正確さの両立が求められるので、まずは、ケアレスミスをしないように常に集中して業務に臨むことを意識しています。
また、作業に取り掛かる前に事前に方向性が間違っていないかを確認したり、合理的なやり方がないか周りに聞いてみたりと、自分一人でする作業にこだわりすぎないことも大切にしています。

Interview 10 入所してから印象に残っている仕事

小さなお子様が二人いる方の監護者指定・引き渡し事件が、最も印象的でした。審判中には、お電話口で思わず涙ぐまれることもあり、いつも不安げな様子でした。
無事にお子様と再会できて一緒に暮らせるようになった時の、「ありがとう」の言葉も勿論嬉しかったのですが、何よりも、今までの声のトーンとは全く違う明るくて大きな力強い声を耳にした瞬間、これが「顧客満足」ではなく「顧客感動」なんだと実感しました。

Interview 11 入所して良かったと感じること

がんばりをきちんと評価してもらえる点です。マミートラックという言葉があるように、周りと同じに働けない人には責任のある仕事は任せられない、という会社も多いと思います。
しかし、ALGでは、残業する時間が作れなくても、業務時間内に工夫をして成果を出せばがんばった分きちんと評価してくれ、責任ある仕事も任されるので、その期待に応えようとより一層がんばろうと思えます。限られた時間の中でいかに成果を出せるか、時にプレッシャーもありますが、日々が刺激的です。

Interview 12 入所後に自身の成長を感じたエピソード

時短勤務中の限られた時間の中でも少しでの多くの案件を対応しようと必死になり、自分以外のメンバーの気持ちに寄り添うことが苦手な時期がありました。
そんな時、名古屋所長の井本先生から、「時間的制約があるのは分かるけれど、困っていても相談しづらい雰囲気になってしまっている。人の頑張りにも目が向けられるように、もう少し仕事中には余裕をもってほしい」という話がありました。
それからは、質問されたら手を止めて話を聞くよう心がけ、いつでも相談してほしいという気持ちが伝わるように、小さなことでもありがとうやごめんね、と声に出すように意識しています。

Interview 13 1日のスケジュール
9:30朝会、当日相談案件の配点、全体スケジュールの確認
10:00メールチェック、依頼者からの電話対応
11:00保険会社や病院とのやり取り、裁判所提出書類作成
12:00郵便物整理、提訴準備、書面提出準備
13:00(事務局や弁護士採用の時期には)事務局エントリー履歴書確認、採用日程調整
13:30昼食(遅めに行くことが多いです)
14:30住民票、登記取得用意、契約書発送業務等
15:30裁判所関連の提出依頼
16:00資料整理、事務処理
17:00集計業務、総務業務
18:00スケジュール確認
18:30退社
Interview 14 今後の目標やビジョン

名古屋法律事務所を、より大きく、より安定した事務所にしたいと思います。
そのために、まず、メンバーが今まで以上に働きやすい環境を整えていきたいと思っています。残業がなくても日々の業務が機能するような体制、また、急な休みが必要な時や誰かが困っている時には、周りで支えられるように、メンバーの人員配置や業務量の調整をしっかり行い、組織の円滑な運営を目指します。一人が大変な時にはみんなでサポートし、誰もが長く働いてきたいと思える職場を全員で作り上げていきたいと思っています。

Interview 15 ALG(法律事務所)の職員に求められるスキルや素養

電話に出る・かける、来客対応をする、資料をExcel・Wordにまとめる、裁判所へ資料を提出するなど、業務の内容が多種多様であるため、マルチタスクをこなす能力が求められます。
また、沢山の業務を効率的に行うためには、次に何をすべきか、周りの人はどう動いているか、何をすれば弁護士が助かり仕事がスムーズに進むのか、自ら考えて動く力や周りを見る力が大切です。

Interview 16 ALGの魅力

次々と新しいことへ挑戦でき、色々な経験を積むことができる点が、ALGの魅力です。
取り扱う事案の幅が広いので、本当に多様な事件がありますし、同じような事件でもお客様の背景が異なれば、全く同じ事件はありません。
常に新しい何かに出会い学ぶことができる環境であるということは、自分自身の変化や成長にもつながるため刺激的であり、また、そこにはチャレンジしていく面白さもあります。

Interview 17 応募を考えている方に向けてメッセージ

弁護士をサポートする…サポートの方法は、十人十色です。答えがない分、積極的に考えて動けば、その分仕事の可能性が無限に広がります。名古屋法律事務所の可能性も、まだまだ未知数です。
ぜひ、一緒に名古屋法律事務所を作り上げていきましょう。

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